凱旋門賞挑戦の宝塚記念優勝馬ナカヤマフェスタが出国

 JRAは9日、凱旋門賞(10月3日、仏ロンシャン、GI、芝2400メートル)挑戦を予定している宝塚記念勝馬ナカヤマフェスタ(牡4歳・美浦二ノ宮敬宇厩舎)が帯同馬である同厩舎のナカヤマスウェプト(牡4歳)とともに出国したことを発表した。

 ナカヤマフェスタフォワ賞(9月12日、仏ロンシャン、GII、芝2400メートル)をステップに本番の凱旋門賞に向かう。

 凱旋門賞では、同レースに2度の騎乗経験(99年エルコンドルパサー2着、02年マンハッタンカフェ13着)がある蛯名正義騎手(41)=美浦・フリー=が騎乗する。99年凱旋門賞に出走したエルコンドルパサーは、1/2馬身差でモンジューの前に惜しくも敗れているが、そのときと同じ蛯名騎手&二ノ宮調教師のコンビが再び頂上決戦に挑む。