池添ベルーガでまたまたまたメーン制覇だ

メイショウベルーガ

日経新春杯


 勢いが止まらない。ドリームジャーニーで涙の有馬記念制覇を飾った暮れから、年が明けても池添が絶好調だ。新春競馬の4日間で6勝の固め勝ち。シンザン記念で初騎乗のガルボをVに導き、自身34度目の重賞タイトルを手にすると、翌日には淀短距離Sのエイシンタイガーで再びメーンジャック。「このリズムを続けていけるように頑張ります」13年目の飛躍を目指し白い歯を見せた。

 今週も頼もしい相棒が控えている。日経新春杯メイショウベルーガだ。「本当に力をつけてきた」と古小路助手。昨秋のエリザベス女王杯では上がり3ハロン33秒3をマークし5着。前走の愛知杯も3着と、初タイトルはもう目前。7日にはCWコースで池添が自ら手綱を執り、ラスト11秒8と鋭く伸びた。「期待馬がようやく軌道に乗ってきた」古小路助手は重賞初制覇に期待大だ。