コスモバルク引退
欧州遠征前の調整中に骨折
ホッカイドウ競馬所属として、JRA、海外でも活躍したコスモバルク(牡9歳)が引退することが17日までに分かった。同馬はアイルランドへの転戦へ向けて、茨城県のビッグレッドファーム鉾田で調整をされていたが、左後肢の球節付近の部分をはく離骨折。高齢であることから、このまま引退することになった。今後は、北海道新冠のビッグレッドファーム明和で功労馬として余生を送る。
同馬は48戦10勝(うち地方9戦5勝、海外4戦1勝)。04年報知杯弥生賞はじめJRA重賞3勝、海外では06年シンガポール航空国際Cを、日高の生産馬としては初めて海外G1を制している。
マイネル軍団の総帥・岡田繁幸氏「9歳だし、これまで十分に頑張った。骨折したのは、もう走りたくないのだろうと思って、引退させることにしました。アイルランドの重賞に使って、ツアーを組んで応援に行こうと思っていただけに残念ですが、のんびり過ごしてほしい」
ザレマ号が競走馬登録抹消
2009年京成杯オータムハンデキャップ(GIII)に優勝したザレマ号(牝6歳 栗東・音無 秀孝厩舎)は、3月17日(水)付で競走馬登録を抹消した。
なお、同馬は今後繁殖馬となる予定だが行き先は未定。