伏兵コイウタが優勝

　競馬の第２回ヴィクトリアマイル（優勝賞金９０００万円）は１３日、東京競馬場の芝１６００メートルに牝馬１８頭が出走して行われ、松岡正海騎手が騎乗した１２番人気の伏兵コイウタが１分３２秒５で快勝した。同馬は重賞競走２勝目でＧ１レース初優勝。同騎手、奥平雅士調教師ともＧ１初制覇となった。

　昨年の２冠馬で１番人気のカワカミプリンセスは１０着に惨敗。２着には逃げた９番人気のアサヒライジングが粘り、３着は８番人気のデアリングハートだった。配当は１００円の購入で３連単が２２８万３９６０円、３連複も２３万５０２０円で、今春のＧ１戦線の傾向通り大荒れとなった。

　コイウタ　父フジキセキ、母ヴァイオレットラブ。戦績は１６戦５勝で重賞競走２勝目、Ｇ１レースは初優勝。獲得賞金は２億３６２９万２０００円。生産地は北海道千歳市、生産牧場は社台ファーム。牝４歳。　