ウオッカ故障で凱旋門賞白紙

凱旋門賞白紙

 ウオッカ凱旋門賞出走ピンチ−。牝馬として64年ぶりにダービーを制し、世界最高峰のG1・凱旋門賞(10月7日、仏ロンシャン競馬場・芝2400メートル)を目指しているウオッカ(牝3歳、栗東・角居厩舎)が、右後肢に蹄球(ていきゅう)炎を発症していたことが7日に分かった。3日から6日までは、馬房内で治療に専念。調整に狂いが生じたため、角居調教師は、ステップとして予定していたヴェルメイユ賞、もしくはニエユ賞(いずれも9月16日、仏ロンシャン)への出走を断念。凱旋門賞への挑戦についても、再検討する考えを明らかにした。