競馬もピンチ!馬インフルの疑い

馬インフルの疑い

 日本中央競馬会(JRA)に所属する競馬馬4頭が、馬インフルエンザに感染した疑いがあることが16日分かった。遺伝子検査結果や他の馬への感染状況を踏まえ、監督官庁農水省と協議し、今週末に予定する中央競馬について、中止も含めて検討する。JRAによると、感染が確認されれば36年ぶり。

 JRAによると、栗東滋賀県)と美浦茨城県)のトレーニングセンターで実施した簡易検査で、計4頭が馬インフルエンザの陽性反応を示したという。

 18、19日に小倉、新潟、札幌の各競馬場でレースを予定しているが、現在、両トレーニングセンターの競走馬全頭に感染防止のため移動制限をかけており、レースが中止になる可能性もある。馬インフルエンザは馬の間で感染するが、人や他の動物には感染しない。