チョウサン悲劇 粉砕骨折で安楽死

チョウサン悲劇 粉砕骨折で安楽死

 昨年の毎日王冠を勝ったチョウサン(牡6、清水利)が19日の調教中、右前脚を粉砕骨折を発症して安楽死の措置が取られた。坂路で追い切りを行った際に脚元に異常をきたし、診療所に運ばれたが治癒の見込みがなかった。清水利師は「助走から速いスピードに乗る時にやってしまったようだ。来週のキャピタルSを目指していた矢先で残念です」と悔やんだ。戦績は25戦6勝。毎日王冠ではダイワメジャーなどを負かし、1分44秒2のレコードで重賞初制覇を飾った。