武豊が今週も落馬 尺骨を骨折

武豊が今週も落馬 尺骨を骨折

 日本中央競馬会JRA)の武豊騎手(39)は23日、京都競馬場の第5レースに騎乗した際に落馬し、負傷した。同日、京都市の病院で診察を受け「右尺骨(前腕の骨)骨幹部骨折」と診断された。JRAは全治などを発表しなかったが、この日は入院せず、帰宅したという。同レース以降に予定されていた騎乗は、GIのマイルチャンピオンシップを含めすべて他の騎手に変更された。
 武豊騎手は、手綱を取ったセイウンアレースが第3コーナーで骨折し転倒するアクシデントで落馬。後続の2頭も影響を受け、小原義之中村将之の両騎手も落馬した。小原騎手は「肝損傷、肺挫傷」、中村騎手は「腰部打撲」と診断された。
 武豊騎手は同じ京都競馬場で1週間前にあったGIのエリザベス女王杯でも、騎乗したポルトフィーノがスタート直後につまずいたため落馬し、両肩を打撲した。