サムソン 石橋とのコンビ復活

サムソン 石橋とのコンビ復活

 30日に東京競馬場で行われる「第28回ジャパンC」(GI、芝2400メートル)に出走を予定しているメイショウサムソン(牡5歳、栗東・高橋成厩舎)は、昨年の宝塚記念以来となる石橋守騎手とのコンビが決まった。

 武豊騎手で挑む予定だったが、同騎手が23日の京都5Rで落馬負傷し、騎乗が不可能に。騎手は未定となっていたが、皐月賞日本ダービー天皇賞・春とGIを3勝した“元パートナー”とのコンビ復活となった。

 同馬を管理する高橋成忠調教師は「今朝、松本好雄オーナーと話し合いを行いました。武豊騎手が負傷で乗れなくなりましたので、ジャパンCではメイショウサムソンに以前乗っていた石橋守騎手に騎乗してもらうのが一番いいであろうということになり、石橋騎手にお願いしたところ、本人から快く承諾してもらいました」とコメントした。

 さらに「メイショウサムソンにはこれまで石橋騎手と武豊騎手の2人しかレースで乗ってなく、昨年フランスに行くということで武豊騎手に替わった経緯がありましたが、今回また元の鞍上に戻ったような形です。石橋騎手には今週の調教にも乗ってもらえるように話ができました。馬は非常に元気も良く、順調にきていますし、乗り慣れた騎手ですので手替わりという感じもなく、安心しております」と石橋守騎手に期待を込めた。