JCダート カネヒキリ復活V

JCダート カネヒキリ復活V

 7日、阪神競馬場で行われた「第9回ジャパンCダート」(GI、ダ1800メートル)は、C・ルメール騎手騎乗の4番人気カネヒキリ(牡6歳、栗東角居勝彦厩舎)がメイショウトウコンヴァーミリアンとの叩き合いを制し優勝した。

 カネヒキリは、父フジキセキ、母ライフアウトゼア、母の父デピュティミニスター。GIは05年ジャパンダートダービー、05年ダービーグランプリ、05年ジャパンCダート、06年フェブラリーSに続いて5勝目。通算16戦9勝。

 同馬は、06年の帝王賞(2着)後、不治の病と呼ばれる屈腱炎を2度も発症したが、試練を乗り越え、前走の武蔵野S(GIII)で2年4カ月ぶりに復帰した。レースではさすがに9着に敗れたが、長期休養を1度叩かれ、スターホースが完全復活した。