マツリダゴッホが引退 種牡馬に

マツリダゴッホが引退 種牡馬に

 2007年の有馬記念マツリダゴッホが1月4日付けで競走馬登録を抹消されたことが4日、JRAから発表された。今後は北海道日高郡新ひだか町レックススタッドにて種牡馬となる予定。

 同馬は父サンデーサイレンス、母ペイパーレイン(母の父Bel Bolide)の血統で、2003年3月15日生まれの牡7歳馬。3歳クラシックレースに出走することはできなかったが、古馬となった07年にGIIアメリカジョッキークラブカップで重賞初制覇を達成すると、秋にはGIIオールカマーで重賞2勝目、そして同年末のGI有馬記念を9番人気で制し、世間をアッと言わせた。
 その後もオールカマーを3連覇するなど、中山競馬場では圧倒的な強さを見せる個性派として親しまれ、JRA通算成績26戦10勝(海外1戦0勝)、JRA重賞は通算6勝の成績を残した。