内田好騎乗でシンメイフジV…関東オークス

 >関東オークス・G2(16日、川崎競馬場、ダート2100メートル) 3歳牝馬交流重賞、第46回関東オークス・G2は16日、川崎競馬場で14頭(地方10、JRA4)が2100メートルを争った。1番人気に推されたJRAのシンメイフジ(内田)が、好位追走から直線で力強く抜け出し、昨夏の新潟2歳S以来となる重賞2勝目をマーク。2着には、1馬身半差で大井のハーミアが入った。優勝馬には、ジャパンダートダービー(7月14日、大井)の優先出走権が与えられた。

 シンメイフジは、4、5番手でチャンスをうかがい、3角過ぎから進出。直線は、しっかりした脚取りで抜け出した。JRAの桜花賞6着馬。実力は本物だった。「初コース、初ダート、初ナイターだったので、レース前に、スタンド前を歩かせて慣らした。レースでは先に行きたいと思っていたが、その通りの展開になった」と内田。理想的な騎乗で勝利を手にし、満足そうだった。

 >シンメイフジ 牝3歳の鹿毛。父フジキセキ、母レディミューズ(父ティンバーカントリー)。戦績8戦3勝(うち地方1戦1勝)。主な勝ち鞍・09年新潟2歳S。総収得賞金8782万8000円(うち地方3200万円)。生産者・北海道新ひだか町のケイアイファーム。馬主・織田芳一氏。栗東安田隆行厩舎所属。