タケミカヅチ死亡

出血性大腸炎、08年皐月賞2着

 08年の皐月賞2着馬で、09年ダービー卿CT・G3を制したタケミカヅチ(牡5歳、美浦・大江原厩舎)が6月30日、放牧先の宮城・山元トレーニングセンターで出血性大腸炎のため死亡した。

 同馬は、同13日のエプソムC(16着)のあと休養の目的で山元トレセンに移動。数日後にせん痛を起こしてスタッフが治療にあたったが、腸炎を発症し、30日の午前11時5分にこの世を去った。

 JRA通算成績は19戦2勝。大江原調教師は「タケミカヅチは、私にとって一番思い出のある馬です。安らかに眠ってほしいと思います」と話した。