落馬の佐藤哲が左肩骨折

早く復帰して欲しい!

 日本中央競馬会(JRA)の佐藤哲三騎手は7日の京都競馬第5レースで落馬し、滋賀県内の病院で左肩甲骨骨折と診断された。 





月曜日の変更情報

 8日(月)の変更情報は以下の通り。京都11R・シンザン記念のスズカライアンは、佐藤哲三騎手から和田竜二騎手に変更となった。

<騎手変更>
・京都2R
 1番 佐藤哲三(56.0)→上村洋行(56.0)

・京都3R
 8番 佐藤哲三(54.0)→渡辺薫彦(54.0)

・京都5R
 2番 佐藤哲三(56.0)→太宰啓介(56.0)

・京都6R
 10番 M.モンテリーゾ(56.0)→安藤勝己(56.0)

・京都7R
 11番 M.モンテリーゾ(57.0)→小林徹弥(57.0)

・京都8R
 7番 M.モンテリーゾ(55.0)→熊沢重文(55.0)

・京都9R
 4番 M.モンテリーゾ(57.0)→川田将雅(57.0)
 7番 佐藤哲三(55.0)→福永祐一(55.0)

・京都10R
 12番 佐藤哲三(57.0)→太宰啓介(57.0)

・京都11R
 9番 佐藤哲三(56.0)→和田竜二(56.0)




福寿草特別、タスカータソルテが4馬身差完勝

 7日、京都競馬場で行われた福寿草特別(3歳500万下、芝2000m)は、岩田康誠騎手騎乗の2番人気タスカータソルテ(牡3、栗東藤原英昭厩舎)が、中団5、6番手追走から直線で一気に末脚を伸ばすと、5番人気マイネインティマに4馬身差をつけ完勝した。勝ちタイムは2分04秒1(稍重)。さらに4馬身差の3着に、逃げた1番人気ケープポルトが入った。

 勝ったタスカータソルテは父ジャングルポケット、母ブリリアントカット(その父ノーザンテースト)という血統。半姉に府中牝馬S(GIII)2着のジェミードレス(父トニービン)がいる。8月13日の新馬(札幌・芝1800m)は10着と大敗したが、前走、12月17日の未勝利(中京・芝2000m)で、2歳中京芝2000mのレコードを15年ぶりに破り、2分01秒6のタイムで初勝利を挙げていた。通算成績3戦2勝。




ガーネットSスリーアベニュー鮮やかに差し切る

 7日、中山競馬場で行われたガーネットS(4歳上、GIII・ダート1200m)は、田中勝春騎手騎乗の3番人気スリーアベニュー(牡5、栗東小野幸治厩舎)が、後方追走から直線で鋭い末脚を見せ、4番人気リミットレスビッドを3/4馬身交わし差し切った。勝ちタイムは1分10秒0(稍重)。さらにクビ差の3着に2番人気ニシノコンサフォス。1番人気ジョイフルハートは13着に終わり、デビュー以来の連対記録は11戦で途切れた。

 勝ったスリーアベニューは、父アフリート、母エナジートウショウ(その父トウショウボーイ)という血統で、半兄にスカイアンドリュウ(京王杯SC-GII・2着、父ポリッシュパトリオット)、姪に昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)を勝ったウオッカ(牝3、栗東角居勝彦厩舎、父タニノギムレット)、叔母にシスタートウショウ(桜花賞-GI、父トウショウボーイ)がいる。

 05年1月のデビュー戦(京都・ダート1200m)を快勝後、条件戦で徐々に力を付け、前走、12月17日の中山・アクアラインS(1600万下、ダート1200m)に勝ちオープン入りを果たしていた。今回が重賞初挑戦。全14戦全てがダート戦で、6勝2着5回の11連対という安定した成績を残している。通算成績14戦6勝(重賞1勝)。

 鞍上の田中勝春騎手は昨年のリミットレスビッドに続き、このレース2年連続2勝目。JRA重賞は6日の中山金杯(GIII)に続く2日連続の今年2勝目で、通算38勝目。管理する小野幸治調教師は、04年福島記念(GIIIセフティーエンペラ)以来約2年3か月ぶりのJRA重賞制覇。通算で13勝目となった。関東圏(中山、東京)での重賞は初めて。

 また、アフリート産駒は05年東海S(GII)を勝ったサカラート以来、約1年8か月ぶりのJRA重賞勝ちとなった。




ジュニアC、マイネルシーガルが人気に応える

 7日、中山競馬場で行われたジュニアC(3歳OP、芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝170円)のマイネルシーガル(牡3、美浦国枝栄厩舎)が中団から直線で鋭く伸び、2番人気スズカコーズウェイとの競り合いをクビ差制して快勝した。勝ちタイムは1分36秒4(稍重)。さらにクビ差の3着には5番人気ウィズディクタットが入った。

 勝ったマイネルシーガルは、父ゼンノエルシド、母エイシンアイノウタ(その父サンデーサイレンス)という血統。叔母に05年チューリップ賞(GIII)勝ちのエイシンテンダー(牝5、栗東武邦彦厩舎)がいる。04年北海道市場オータムセール当歳にて610万円で落札されていた。10月8日の新馬戦(東京・芝1400m)で、ゼンノエルシド産駒として初の勝利を収めると、続くいちょうS(東京・芝1600m)では向正面で不利がありながらも差し切り勝ち。2連勝で臨んだ前走の朝日杯フューチュリティS(GI)では6着だった。通算成績4戦3勝。