境勝太郎元調教師が死去
サクラユタカオー、サクラローレルなど“サクラ”の冠で知られる名馬を数多く育てた境勝太郎元調教師が12日、病気のため死去した。享年89歳。
境氏は1936年に騎手デビュー。50年桜花賞(トサミツル)、53年天皇賞・秋(クインナルビー)などを勝った。66年には調教師免許を取得し、開業した。
調教師として、79年天皇賞・秋(スリージャイアンツ)、86年天皇賞・秋(サクラユタカオ−)、87年朝日杯3歳S(サクラチヨノオー)、88年日本ダービー(サクラチヨノオー)、88年朝日杯3歳S(サクラホクトオー)、93・94年スプリンターズS(ともにサクラバクシンオー)、95年天皇賞・秋(サクラチトセオー)、95年エリザベス女王杯(サクラキャンドル)、96年天皇賞・春(サクラローレル)、96年有馬記念(サクラローレル)などJRA通算5202戦656勝。重賞は53勝。